わたらせ養護園とはどんな施設?
3歳~小学生までの子どもたちが、保護者(家庭)から離れて、知的障害児に必要な発達支援を通し、基本的生活習慣、言葉、社会性などを習得するための入所型の施設です。
≪わたらせ養護園のねらい≫
お父さん・お母さんが、今困っていること、心配していることを期間を設け、プログラム(入所支援計画)により計画的に取り組みます。
いま利用している発達支援、学校教育に加え、生活の場面を変えることで更なる発達を促し、自立心を養う支援を行います。
支援プログラムの内容
・極端な偏食。食事のマナー。
・排尿、排便の未自立。
・睡眠時間の乱れ。
・あいさつ、礼儀を身につける。
・乱暴な行動、落ち着きがない。
・子どもとのやり取りで、悩んでいる事。
・色々な相談を受け付けます。
支援方法
幼児
家庭から、特に母親から離れた時の分離不安を出来るだけ軽くし、コントロールする力を養います。
入所後は面会、電話、手紙、また行事などで親子関係を出来るだけ近づけ、可能な場合は、週末帰省を行います。
1)基本的生活習慣(食事、排泄、着脱、清潔など)の自立を図ります。
2)幼児期には、感覚学習、大小運動機能学習、音楽学習(リズム・リトミック)、「太鼓」の演奏。
学童
分離不安を和らげ、生活の安定を図ります。日中は、スクールバスを利用し、県立渡良瀬特別支援学校に通学します。学校との連携を基に、生活、発達支援を行います。
支援プログラムを利用するための制度
1.期間を決めて利用するサービス(利用契約)
・期間は、支援プログラムにより、3ヶ月~1年位。
・施設を利用するには、障害児施設受給者証を児童相談所から発行してもらいます。
2.短期入所事業
・期間は、1日~1週間程度。(短期の宿泊)
・利用するには、障害福祉サービス受給者証を各市町村から発行してもらいます。
3.日中一時支援事業
・4時間まで、8時間まで、時間を決めて利用する。
・利用するには、受給者証を各市町村から発行してもらいます。